Blog — ライフハック
消すな。直すな。使え。——自称・めんどくさい伝道師の報告。
日曜の夜。シンクに溜まった洗い物を見て、口から出た「めんどくさ……」。その瞬間、頭の中で誰かの声が再生される。
「めんどくさいって言ってると、後悔するよ」
——色々な人に、言われ続けてきました。流行りが変わっても、環境が変わっても、これだけは不変です。
我らが大好きYouTubeやGoogle先生に「めんどくさい」と聞いても、出てくるのは「めんどくさいを消す」「めんどくさい なくし方」。めんどくさい=悪、という意見ばかり。
悲しくなったので、自称・めんどくさい伝道師が抵抗していこうと思います。
先に言っておくと、この記事は精神論ではありません。この理論、書いた数年後に本人が実験して結果が出ています。その報告まで含めて、どうぞ。
めんどくさいは、
ストレス探知機である。
悪ではない。現代人の見えないストレスを教えてくれる、有能な装備です。
消すな。直すな。使え。
——"めんどくさい"の可能性、お伝えします。
めんどくさいの前に、土台の話。
めんどくさいを語る前に、ストレスフリーの重要性を伝えさせてください。
ストレスは余裕を奪い、自分らしい生き方を邪魔します。
仕事が終わって帰ったら、疲れてすぐ睡眠。待ちに待った休日も、気づいたらすぐ終わり、明日の仕事に怯える。——経験、ないでしょうか?
まさに、仕事のストレスで参ってしまい、自分の時間をつくる余裕をなくしている状態です。
最悪の場合、「なぜストレスを感じているのか」という原因すら曇り、自分らしい生き方の根本である「何をしたいのか」まで見えなくなります。
余裕を持って自分らしく生きるために、ストレスフリーは欠かせない要素なのです。
主役、登場。
ストレス社会と言われているのに、世間はめんどくさいの役割に気づいていません。
めんどくさいは、ストレス探知機です。ストレスを感じ取る"きっかけ"として、大いに使えます。
「本当かよ……?」と疑うかもしれません。でも、現代人が思わず使ってしまう便利さと、口癖になるほどの中毒性を、舐めちゃだめです。
Google先生に聞けば、めんどくさいを直す記事を山ほどおすすめしてくれます。世界のGoogle先生が直し方を大量に用意しているということは——それだけ多くの人が手放せず、直したいのに直せないことの証明なんです。
悪いものが直らないのは確かに問題。でも、めんどくさいが最強のストレス探知機になるのなら、継続が苦手な現代人にとって、これ以上心強い装備はありません。
何度でも言います。めんどくさいは悪ではない。現代人の見えないストレスを教えてくれる、有能な探知機。それが"めんどくさい"なんです。
なぜ、悪者にされたのか。
では、この有能な探知機は、なぜ世間から悪の烙印を押されているのか。
原因は、考えることをやめているからです。
食べ物を放置すると腐って悪臭を放つのと同じで、めんどくさいを放置すると、現実逃避の癖がついて、物事に向き合えなくなります。
めんどくさいを腐らせる元凶は、"思考停止"です。
探知機が鳴ったら、消すんじゃない。「何に鳴ってるんだ?」と考える。それが、めんどくさいの正しい使い方です。
実験報告——理論を書いた男、数年後に自分で実験する。
ここまでの理論、実は数年前に書いた下書きがベースです。当時の僕は「それっぽく語ってるけど、責任取れるのか?再現性あるのか?」という不安で、結局この記事を公開できませんでした。ブログごと、止まりました。
はい。めんどくさい伝道師、継続に失敗してます。説得力ゼロですね。
でも先週、実験しました。
まず、自分の生活を探知機にかけて、発信のどこで「めんどくさい」が鳴るかを特定しました。鳴った場所——記事の清書、誤字の修正、表の作成、デザイン、公開作業。鳴らなかった場所——アイデアを出す、書き殴る、喋る、検品する。
そして、探知機が鳴った作業を、全部AIに渡しました。鳴らない作業だけ、自分でやる。
結果、、、
継続できなかった原因は、意志の弱さじゃなかった。探知機が鳴る場所を、根性で突破しようとしていたからでした。
めんどくさいは敵じゃない。
地雷の位置を教えてくれる探知機。
探知機の声を聞いて、鳴る場所を避けて道を引き直したら、普通に歩けたんです。
※実験の証拠品はこのブログ自体と、一晩で書いた1本目の記事です。
まとめ——実験は、まだ始まったばかり。
めんどくさいの正しい役割と、悪とされる理由と、そして実験の結果を書きました。
少しは冤罪を晴らせたでしょうか?
めんどくさいをきっかけに考えを巡らすのは、簡単ではありません。余裕を失った現代人は、考えること自体を毛嫌いする傾向があるからです。
ただ、余裕を持つと世界が変わります。僕は"めんどくさい思考"でストレスを消して余裕を持ち、自分らしく生きることを諦めずに済みました。社会に揉まれて、自分で自分を否定することをやめられたんです。
だから伝えたい。めんどくさいの正しい使い方と、そこから見えてきた僕なりの生活スタイルを。
この実験は続きます。次に探知機が鳴ったら、また報告します。
さあ、僕と一緒に——"めんどくさいから始めよう"。
※本記事は個人の経験と考えに基づくエッセイです。
次に探知機が鳴る瞬間を、お見逃しなく。
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