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乾燥方式で、
電気代は
2倍以上変わる。

ドラム式洗濯機で、
最初に見るべきもの。

2026.09.03 | ゆうや

2台のドラム式洗濯機の間に立つ棒人間。右の洗濯機から大きな稲妻マークが3つ出ているイラスト
今日の主題は、この稲妻の数です。

ドラム式洗濯機、どうやって選んでますか?

価格? メーカー?

実はそれらより、先に見るべきところがあるんです。

乾燥方式です。

ややこしい名称ばかりで、避けたい気持ちは分かります。でも、乾燥方式だけで、電気代に2倍以上の差が生まれていることがあるんです。

パナソニックの
2機種で比べてみた

同じメーカー。違うのは乾燥方式だけ。

回転中のドラム式洗濯機の槽の中。洗濯物が回っている
この回転の裏で、電気が消費されています。※写真はイメージです

例えば、パナソニックの2機種で比べてみましょう。

まず、1回あたりの消費電力量

洗濯から乾燥まで1回回したとき、どれだけ電気を使うか。単位はWh(ワットアワー)です。

洗濯〜乾燥 1回あたりの消費電力量 NA-LX129Fヒートポンプ式 800Wh NA-SD10UBヒーター式 1980Wh ← 2.5倍 出典:パナソニック公式(定格洗濯乾燥時・標準)

これだけでも、10UBのほうが2倍以上の電気を使っているのがわかります。

6年使ったら、いくら違うのか

これが6年間使用したと考えたとき、いくらぐらい差が生まれるのでしょうか? 1日1回、洗濯乾燥する想定です。

※計算にはパナソニック公式の電気代・水道代シミュレーターを使いました。電気料金単価は31円/kWhです。

機種6年の電気代
129F(ヒートポンプ)¥54,400
10UB(ヒーター)¥134,500

まさにケタ違い。その差、¥80,100。

さらに、129Fの省エネモードだと、、、

機種6年の電気代
129F(省エネモード)¥42,100
10UB(ヒーター)¥134,500

¥92,400と、さらに大差をつけていきます。10UBも涙目です。

6年間の電気代(1日1回・31円/kWh) 129F 標準 ¥54,400 129F 省エネ ¥42,100 10UB ¥134,500 差額:標準で ¥80,100 / 省エネなら ¥92,400

これに水道代の差も、、、

129F:¥31,600 / 10UB:¥37,300(6年・水道単価262円/m³)。電気だけでなく水でも差がつきます。

もうやめて!とっくに10UBのライフはもうゼロよ!

涙を飛ばしながら画面の外に向かって叫ぶ棒人間の顔のクローズアップ
デュエルスタンバイ(?)

この差の一番の要因は、ヒートポンプ式か否かです。

電気代という意味では、ヒートポンプ式に一択です。これはまじです。

※129Fは洗濯12kg・乾燥6kg、10UBは洗濯10kg・乾燥5kgで、容量が異なります。乾燥する量が少ない10UBのほうが電気を多く使っているので、1kgあたりで見ると差はさらに開きます。

「パナだけの傾向だろ」

疑り深いあなたのために、東芝でも比べました。

リビングでこちらに人差し指を突きつける、疑いの表情の棒人間。テーブルのノートパソコンに棒グラフ
はい、そう思った方。

パナソニックだけの傾向だろ。一部を切り抜いた偏向報道はやめろ。

そんなこと思いませんでした? ありがとうございます(?)

疑り深いあなたのために、東芝でも比較しました。2026年10月発売の新型で。

6年間使用すると

機種6年の電気代
137XP6(ヒートポンプ)¥77,400
84GS5(ヒーター)¥134,500

差は¥57,100。パナソニックほどではないですが、東芝も5万円以上の差があります。

さらに、乾燥節電モードだと、、、

機種6年の電気代
137XP6(乾燥節電)¥44,900
84GS5(ヒーター)¥134,500

差が、¥89,600に。

東芝:6年間の電気代(1日1回・31円/kWh) 137XP6 標準 ¥77,400 137XP6 節電 ¥44,900 84GS5 ¥134,500 差額:標準で ¥57,100 / 節電なら ¥89,600

もちろん、水道代も安くなるので、全体的な費用でいうとさらに差は広がります。

乾燥方式の違いによって、電気代の価格差が生まれることが見えてきましたね。同時に、某メーカーのコスパの高さが浮き彫りになってしまった気もしますが、、、

たぶん気のせいです。(そのメーカーの新型については別の記事で書いています)

洗面所で親指を立てて笑う棒人間。頬に汗が一滴
たぶんね、、、

ただ、僕が伝えたかったヒートポンプ式の電気代の安さは伝わったと思います。

ヒーター式は、姿を消し始めている

ヒートポンプ式は近年、世間にかなり評価されており、ヒーター式は姿を消し始めています。ヒーター式を主力で売り出していた日立も、2023年10月にヒートポンプ式への切り替えを発表したほどです。

(ちなみに日立は、乾燥方式間の電気代の差が小さいメーカーです。長くなるので、それはまた今度。)

※東芝の2機種も容量が異なります(137XP6は洗濯13kg・乾燥7kg、84GS5は洗濯8kgクラス)。数値はいずれも東芝公式カタログの定格洗濯乾燥時のものです。

じゃあ、どう選ぶか

ただし、本体価格には壁があります。

暗い廊下の奥、開いた扉の向こうで明かりのついた洗面所のドラム式洗濯機が回っている写真
夜、静かに回っている。それでも電気は使っている。※写真はイメージです

ただ、ドラム式洗濯機は価格が高く、性能が上がるとその傾向は大きくなります。正直、今回比較した機種だと、

機種本体価格(2026年9月)
129F¥398,970
10UB¥188,000

なんと¥210,970の差があります。

129Fたけー、、、

家電量販店で「¥398,970」の値札の前に脱力して立つ、顔が青ざめた棒人間
顔色が。

どう考えても、6年間の電気代だけでは値段の逆転はできません。

しかし、家電量販店の値引きを上手く使えば、めちゃくちゃ値引きできます。記事に書いているので、参考にしてみてください。

目の前に書いてある値段だけでの比較ではなく、乾燥方式の比較という新たな視点でドラム式洗濯機を選んでいくと、あなたの生活スタイルにあったものに出会えるはずです。

あなたが素敵なドラム式洗濯機と出会えることを願ってます。

それではまた。

※消費電力量・使用水量は各社公式サイトおよびカタログの記載値(定格洗濯乾燥時)です。実際の電気代は使用状況・電力契約により変動します。
※6年間の電気代は「消費電力量(Wh)÷1000×31円/kWh×365日×6年」で算出。パナソニックの数値は公式シミュレーターの結果を使用しています。
※本体価格は2026年9月時点の実売価格の一例です。店舗・時期により変動します。

その値引き、やり方があります。

元家電量販店のメーカー販売員が、値引きの仕組みを全部書きました。

値引き記事を読む

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