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iPhone 17 Pro
実機レビュー。

14 Pro Maxから乗り換えて、
進化してなかったのは1つだけだった。

2026.08.11 | ゆうや

前回、iPhone 17 Pro Maxが高すぎて買えないので自分を洗脳した結果、iPhone 17 Proを買うことになったゆうやです。

というわけで今回は、実際に買ってどうだったかの答え合わせです。17 Proの特徴は山ほどあるので、前回と同じ「僕が求める4つの要素」に絞って、数ヶ月使った本音でレビューします。

  1. 動画撮影性能
  2. バッテリー性能
  3. ゲーム性能
  4. 画面の大きさ

ちなみにこの記事の後半には、動画では尺の都合でカットした「使って分かった良いところ・微妙なところ」も載せてます。動画を見てくれた人にも、初めての人にも。

結論

概ね大満足。ただし1つだけ、
進化を感じない項目があった。

求めた要素判定ひとこと
動画撮影性能白飛び・黒つぶれ耐性UP
バッテリー負荷をかけても安心
ゲーム性能熱は改善、カクつきは変化なし
画面の大きさ小さくなっても気にならなかった

順番に、検証結果をどうぞ。

動画撮影性能

一番求めていたもの。

一番求めていたのがここです。14 Pro Maxは白飛びが気になっていて、今後京都の動画を撮っていくなら、日差しや夜の街灯で足を引っ張られる予感がしてました。

17 ProにはLog撮影(色編集の手間はかかるけど白飛びに強い撮影方法)があるので、「デフォルト撮影」と「Log撮影」に分けてレビューします。

デフォルト撮影 撮る 完成 そのまま使える。色はおまかせ。 手間なしで、きれい。 Log撮影 撮る 編集 世界 編集前提。色は自分でつくる。 手間ありで、自分の色。
ざっくり言うと、この違い。

デフォルト撮影:◎

結論、14 Pro Maxと比べて白飛び・黒つぶれに強くなってました。

▲ 比較映像の実物はこちら。テーブルライト・街灯・お寺の3本勝負です。

まず家のテーブルライトで比較すると、ライトの中心部分の輪郭が、17 Proのほうがはっきり見えます。

テーブルライトの電球の比較。iPhone 14 Pro Maxは中心が白く飛んでいるが、iPhone 17 Proはフィラメントの輪郭まで見える
14 Pro Maxは中心が真っ白。17 Proは中のフィラメントまで見えてます。

「たまたまじゃないの?」と思うでしょう。外でも撮ってきました。

祇園周辺のねねの道長楽館で撮影。どちらも14 Pro Maxのほうが、街灯の周りに白いモヤが出てます。厳密には「フレア」というらしいんですが、動画の印象としては、モヤがないほうが確実にきれいです。

ねねの道の夜景。iPhone 14 Pro Maxは街灯のまわりに白いモヤが出ているが、iPhone 17 Proはモヤが少ない比較画像
ねねの道。右の街灯のまわり、モヤの差が出てます。
長楽館のランプの夜景比較。iPhone 14 Pro Maxはランプの光がにじんでいるが、iPhone 17 Proは輪郭がはっきりしている
長楽館。ランプの球のにじみ方が違います。

黒つぶれも比較しました。豊臣秀吉の正室・ねねさんが建てた高台寺の入口。どちらもめちゃくちゃ暗いんですが、14 Pro Maxは階段が完全に潰れているのに対して、17 Proは若干、輪郭を保ってます。

高台寺の暗い参道の比較。iPhone 14 Pro Maxは階段が黒く潰れているが、iPhone 17 Proは階段や木々の輪郭がうっすら残っている
高台寺。17 Proは階段と紅葉が、暗闇の中でうっすら生き残ってます。

正直、カメラセンサーが14 Pro Maxと同じサイズなので心配だったんですが——ちゃんと進化してるんですね、、、

Log撮影:白飛び対策としては中途半端。でも別の魅力があった

Log撮影ってなんやねん、という方向けに簡単に言うと:普通の撮影より明るい部分と暗い部分の情報が多く残るので、幅広い編集で自分なりの色を出せて、白飛び耐性も強い撮影方法です。

暗い ← → 明るい 普通の撮影 黒つぶれ 白飛び Log撮影 残っている情報が広い 広く残っているから、編集であとから調整できる
「情報が多く残る」の意味。両端まで拾ってくれる。

で、使ってみた感想——なんか違ったんですよね。

編集自体はFinal Cut ProのデフォルトのLUT「Apple Log 2」を使って、色調整もカチカチとクリックで自動調整できて楽でした。全体的に明るくなったわりに街灯も思ったより白飛びしない。でも白いモヤは目立つ。「白飛びに強い」と言う割には中途半端だな、というのが正直なところです(もちろん僕の知識不足・経験不足の可能性はめちゃくちゃありますが、、、)。

ただ——"独自の世界観をつくる"という意味では、かなり魅力的でした。Log素人がポチポチしただけで色が鮮やかに引き締まる。実際、今YouTubeに上げている動画もLog撮影なんですが、かなり締まった絵になってます。

Log撮影のサンプルは、この記事の上に埋め込んだレビュー動画そのもの。再生すれば、Logで仕上げた質感がそのまま確認できます。YouTubeで見る

Log撮影は、白飛びを防ぐ機能というより、「自分独自の世界観をつくりたい人」「素人くささを消したい人」のための撮影方法なんですね。僕も底辺YouTuberを卒業したいので、今後も使っていきます。8分の撮影で40GBは勘弁してもらいたいけどね。

動画撮影性能は最高。Log撮影は、プロっぽい動画を作りたい人向け。

バッテリー性能

72%生活からの、解放。

結論、満足です。まあ買い替え直前のスマホがバッテリー容量72%だった時点で、ハードルはだいぶ低いんですけどね。

2つのパターンで検証しました。

検証1:休日ヘビー使用で、100%→20%まで何時間?

10時間でした。

「短っ」と思うじゃないですか。でも内訳を見てください——YouTube垂れ流し5時間、Macへのテザリング3時間、Twitter(X)を1時間さまよう。テザリングって相当バッテリーを持っていかれる作業で、世の中にはこの消耗が嫌で高いポケットWi-Fiを買う人がいるくらいです。

少なくとも14 Pro Maxだったら、絶対こんな使い方しなかった。だって絶対持たないもん。

検証2:スマホを熱々にするでおなじみ「鳴潮」を1時間

設定はデフォルト。無課金で当てたエイメスちゃんの、いかにも高負荷そうなアクションを1時間楽しんだ結果——

−27%でした。

これ、けっこうすごくないですか?14 Pro Maxだったら、ひどいときは40%くらい持っていかれてましたから。

スタバでおしゃれに仕事したいけどフリーWi-Fiの情報リテラシーが気になるエリートサラリーマンにも、高負荷ソシャゲ大好きオタクにも、安心のバッテリーです。

テザリング込みのヘビー使用で10時間、鳴潮1時間で−27%。安心のバッテリー。

ゲーム性能

唯一の「◯」。

唯一「◎」を付けられなかったのがここ。熱は持つけど生暖かい程度。ただ、カクつきの差はそこまで感じませんでした。

引き続き、みんな大好き鳴潮で検証。個人的カクつきの第一関門であるログイン画面——どちらも同じくらいカクつきます。ここがスッといったら気持ちよかったんだけどな。

推しのカルテジアのパーティーで戦闘も検証しました。

鳴潮のカルテジアがスキル演出で両手を交差させるドアップの場面(iPhone 17 Proでのプレイ画面)
推し、変身の瞬間。

どちらもあまりカクつかず快適でした(実際のプレイ映像は動画のほうで見られます)。カクつきに関しては、14 Pro Maxの時点で性能が高かったから、違いが出にくかったのかもしれません。

……前回の動画用に14 Pro Maxで戦闘シーンを撮ったときは、カクついてたのに。俺の喜び返せ。

ただ、14 Pro Maxのときのような「これ大丈夫か?」と心配になる熱は出なかったので、よしとするか、、、

熱は改善で安心感UP。ただしカクつきは、14 Pro Maxと同じ。

画面の大きさ

Pro Maxの影は、よぎるのか。

正直、ここが一番どう転ぶか心配でした。画面が小さくなって迫力がなくなり、17 Pro Maxの影がちらつくんじゃないかと。

結論——Pro Maxがよぎること、一回もなかった。

たまに14 Pro Maxを触ると「画面でけーな」とは思う。でも17 Proだけ使っていたら「画面が大きいスマホを使ってたこともあったな〜」くらいの感覚になってました。よく考えたら、YouTubeもラジオ感覚で聞いてるから、画面の大きさを気にする場面が少ないのかもしれない。

画面が小さくなって困ること、なかった。むしろ自分の基準がひとつ分かった。

使って分かった、良かったこと4つ

ここからは、動画では話していない記事だけの話。

1. カメラコントロールボタン——慣れたら最強

カメラ起動がめちゃくちゃ楽。以前は待ち受けのカメラボタンを長押ししてたんですが、あれ意外と面倒だったんですよね。ワンタッチで撮れるのは正義です。……最初は慣れなくて、結局待ち受けのボタンを押してたけど。南無。

コズミックオレンジのiPhone 17 Proの側面。本体に埋め込まれたカメラコントロールボタン
これがカメラコントロール。出っ張りはほぼゼロで、指の腹で探すとやっと分かる程度。

2. デザイン——コズミックオレンジ、僕は大好き

コズミックオレンジのiPhone 17 Proの背面。三眼カメラと、上下で色味が分かれる境目
コズミックオレンジ。そして例の「境目」。

一億人の日本国民に嫌われた(?)Proのコズミックオレンジですが、僕はめちゃくちゃ好きです。暗めのオレンジで力強い高級感がある。今までのProがラグジュアリーでスマートな高級感だとしたら、こっちは力強い高級感。三眼カメラとの相性は最強で、力強さを何倍にもしてくれます。

ただ、真ん中の境目、お前だけは許さん。まあカバーすれば気にならんけどね。

3. Type-C——「ケーブルが壊れても大丈夫」という安心感

家にはType-Cのガジェットがたくさんある=付属ケーブルの予備がたくさんある。今使ってるケーブルが壊れても、すぐ替えが出てくる。地味にストレスだったケーブル買い替え問題が解決したのは、嬉しい誤算でした。

4. 裏の傷——数ヶ月使って、一切ついてない

発売直後にYouTubeやXで話題になった「裏に傷がつきやすい問題」。実際、発売数日後にApple Storeで実機を見たら傷がついてて心配してたんですが——購入して数ヶ月、一切傷ついてません。裸で使ってたのは数週間だけだったけどね。

あんまり恩恵を感じなかったこと2つ

こちらも動画未収録。正直に、いきます。

1. 軽さ——慣れたら、無

カメラコントロールボタンと同じで、慣れたら何も感じなくなりました。ポケットに入れて持ち運んでも、14 Pro Maxのときと体感は変わらない。世間は軽さ至上主義みたいになってますが、「重い」と言われるPro Maxですら全く気にならなかった僕としては、重さでスマホを選ばなくてもいいと思ってます。

2. ベゼル——画面の大きさを気にしない男が、気にするわけなかった

14 Pro Maxと比べるとかなり細くなりました。ゲームしたら感動するかなと思ったけど、使用感には全然関係なし。そりゃそうか。

まとめ

"なんとなくいい"を、一度疑ってみる。

iPhone 17 Pro、買ってよかったです。

そして買ってみて一番デカかったのは、「画面の大きさや軽さを、自分はあんまり気にしない」と分かったこと。次のスマホの選択肢が、はっきり絞り込めました。

スマホが高くて、どれを買うか迷う人はたくさんいると思います。そんなときは、"なんとなくいい"と思っているものを一度疑って買ってみると、スマホ選びが楽になるはずです。僕の場合、その"なんとなく"の正体は、画面の大きさでした。

どのモデルを選ぶか迷っている人は、前回の「どれを買う?」の記事もどうぞ。比較映像の実物は動画のほうで公開してます。

それではまた。

※本記事の検証は個人の使用環境によるものです。仕様・価格は執筆時点の情報です。

そもそも、なぜProを選んだのか。

高すぎるPro Maxと戦った、洗脳の記録はこちら。

前編「どれを買う?」を読む

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