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14 Pro Maxから乗り換えて、
進化してなかったのは1つだけだった。
前回、iPhone 17 Pro Maxが高すぎて買えないので自分を洗脳した結果、iPhone 17 Proを買うことになったゆうやです。
というわけで今回は、実際に買ってどうだったかの答え合わせです。17 Proの特徴は山ほどあるので、前回と同じ「僕が求める4つの要素」に絞って、数ヶ月使った本音でレビューします。
ちなみにこの記事の後半には、動画では尺の都合でカットした「使って分かった良いところ・微妙なところ」も載せてます。動画を見てくれた人にも、初めての人にも。
概ね大満足。ただし1つだけ、
進化を感じない項目があった。
| 求めた要素 | 判定 | ひとこと |
|---|---|---|
| 動画撮影性能 | ◎ | 白飛び・黒つぶれ耐性UP |
| バッテリー | ◎ | 負荷をかけても安心 |
| ゲーム性能 | ◯ | 熱は改善、カクつきは変化なし |
| 画面の大きさ | ◎ | 小さくなっても気にならなかった |
順番に、検証結果をどうぞ。
一番求めていたもの。
一番求めていたのがここです。14 Pro Maxは白飛びが気になっていて、今後京都の動画を撮っていくなら、日差しや夜の街灯で足を引っ張られる予感がしてました。
17 ProにはLog撮影(色編集の手間はかかるけど白飛びに強い撮影方法)があるので、「デフォルト撮影」と「Log撮影」に分けてレビューします。
結論、14 Pro Maxと比べて白飛び・黒つぶれに強くなってました。
▲ 比較映像の実物はこちら。テーブルライト・街灯・お寺の3本勝負です。
まず家のテーブルライトで比較すると、ライトの中心部分の輪郭が、17 Proのほうがはっきり見えます。
「たまたまじゃないの?」と思うでしょう。外でも撮ってきました。
祇園周辺のねねの道と長楽館で撮影。どちらも14 Pro Maxのほうが、街灯の周りに白いモヤが出てます。厳密には「フレア」というらしいんですが、動画の印象としては、モヤがないほうが確実にきれいです。
黒つぶれも比較しました。豊臣秀吉の正室・ねねさんが建てた高台寺の入口。どちらもめちゃくちゃ暗いんですが、14 Pro Maxは階段が完全に潰れているのに対して、17 Proは若干、輪郭を保ってます。
正直、カメラセンサーが14 Pro Maxと同じサイズなので心配だったんですが——ちゃんと進化してるんですね、、、
Log撮影ってなんやねん、という方向けに簡単に言うと:普通の撮影より明るい部分と暗い部分の情報が多く残るので、幅広い編集で自分なりの色を出せて、白飛び耐性も強い撮影方法です。
で、使ってみた感想——なんか違ったんですよね。
編集自体はFinal Cut ProのデフォルトのLUT「Apple Log 2」を使って、色調整もカチカチとクリックで自動調整できて楽でした。全体的に明るくなったわりに街灯も思ったより白飛びしない。でも白いモヤは目立つ。「白飛びに強い」と言う割には中途半端だな、というのが正直なところです(もちろん僕の知識不足・経験不足の可能性はめちゃくちゃありますが、、、)。
ただ——"独自の世界観をつくる"という意味では、かなり魅力的でした。Log素人がポチポチしただけで色が鮮やかに引き締まる。実際、今YouTubeに上げている動画もLog撮影なんですが、かなり締まった絵になってます。
Log撮影のサンプルは、この記事の上に埋め込んだレビュー動画そのもの。再生すれば、Logで仕上げた質感がそのまま確認できます。YouTubeで見る
Log撮影は、白飛びを防ぐ機能というより、「自分独自の世界観をつくりたい人」「素人くささを消したい人」のための撮影方法なんですね。僕も底辺YouTuberを卒業したいので、今後も使っていきます。8分の撮影で40GBは勘弁してもらいたいけどね。
◎ 動画撮影性能は最高。Log撮影は、プロっぽい動画を作りたい人向け。
72%生活からの、解放。
結論、満足です。まあ買い替え直前のスマホがバッテリー容量72%だった時点で、ハードルはだいぶ低いんですけどね。
2つのパターンで検証しました。
10時間でした。
「短っ」と思うじゃないですか。でも内訳を見てください——YouTube垂れ流し5時間、Macへのテザリング3時間、Twitter(X)を1時間さまよう。テザリングって相当バッテリーを持っていかれる作業で、世の中にはこの消耗が嫌で高いポケットWi-Fiを買う人がいるくらいです。
少なくとも14 Pro Maxだったら、絶対こんな使い方しなかった。だって絶対持たないもん。
設定はデフォルト。無課金で当てたエイメスちゃんの、いかにも高負荷そうなアクションを1時間楽しんだ結果——
−27%でした。
これ、けっこうすごくないですか?14 Pro Maxだったら、ひどいときは40%くらい持っていかれてましたから。
スタバでおしゃれに仕事したいけどフリーWi-Fiの情報リテラシーが気になるエリートサラリーマンにも、高負荷ソシャゲ大好きオタクにも、安心のバッテリーです。
◎ テザリング込みのヘビー使用で10時間、鳴潮1時間で−27%。安心のバッテリー。
唯一の「◯」。
唯一「◎」を付けられなかったのがここ。熱は持つけど生暖かい程度。ただ、カクつきの差はそこまで感じませんでした。
引き続き、みんな大好き鳴潮で検証。個人的カクつきの第一関門であるログイン画面——どちらも同じくらいカクつきます。ここがスッといったら気持ちよかったんだけどな。
推しのカルテジアのパーティーで戦闘も検証しました。
どちらもあまりカクつかず快適でした(実際のプレイ映像は動画のほうで見られます)。カクつきに関しては、14 Pro Maxの時点で性能が高かったから、違いが出にくかったのかもしれません。
……前回の動画用に14 Pro Maxで戦闘シーンを撮ったときは、カクついてたのに。俺の喜び返せ。
ただ、14 Pro Maxのときのような「これ大丈夫か?」と心配になる熱は出なかったので、よしとするか、、、
◯ 熱は改善で安心感UP。ただしカクつきは、14 Pro Maxと同じ。
Pro Maxの影は、よぎるのか。
正直、ここが一番どう転ぶか心配でした。画面が小さくなって迫力がなくなり、17 Pro Maxの影がちらつくんじゃないかと。
結論——Pro Maxがよぎること、一回もなかった。
たまに14 Pro Maxを触ると「画面でけーな」とは思う。でも17 Proだけ使っていたら「画面が大きいスマホを使ってたこともあったな〜」くらいの感覚になってました。よく考えたら、YouTubeもラジオ感覚で聞いてるから、画面の大きさを気にする場面が少ないのかもしれない。
◎ 画面が小さくなって困ること、なかった。むしろ自分の基準がひとつ分かった。
ここからは、動画では話していない記事だけの話。
カメラ起動がめちゃくちゃ楽。以前は待ち受けのカメラボタンを長押ししてたんですが、あれ意外と面倒だったんですよね。ワンタッチで撮れるのは正義です。……最初は慣れなくて、結局待ち受けのボタンを押してたけど。南無。
一億人の日本国民に嫌われた(?)Proのコズミックオレンジですが、僕はめちゃくちゃ好きです。暗めのオレンジで力強い高級感がある。今までのProがラグジュアリーでスマートな高級感だとしたら、こっちは力強い高級感。三眼カメラとの相性は最強で、力強さを何倍にもしてくれます。
ただ、真ん中の境目、お前だけは許さん。まあカバーすれば気にならんけどね。
家にはType-Cのガジェットがたくさんある=付属ケーブルの予備がたくさんある。今使ってるケーブルが壊れても、すぐ替えが出てくる。地味にストレスだったケーブル買い替え問題が解決したのは、嬉しい誤算でした。
発売直後にYouTubeやXで話題になった「裏に傷がつきやすい問題」。実際、発売数日後にApple Storeで実機を見たら傷がついてて心配してたんですが——購入して数ヶ月、一切傷ついてません。裸で使ってたのは数週間だけだったけどね。
こちらも動画未収録。正直に、いきます。
カメラコントロールボタンと同じで、慣れたら何も感じなくなりました。ポケットに入れて持ち運んでも、14 Pro Maxのときと体感は変わらない。世間は軽さ至上主義みたいになってますが、「重い」と言われるPro Maxですら全く気にならなかった僕としては、重さでスマホを選ばなくてもいいと思ってます。
14 Pro Maxと比べるとかなり細くなりました。ゲームしたら感動するかなと思ったけど、使用感には全然関係なし。そりゃそうか。
"なんとなくいい"を、一度疑ってみる。
iPhone 17 Pro、買ってよかったです。
そして買ってみて一番デカかったのは、「画面の大きさや軽さを、自分はあんまり気にしない」と分かったこと。次のスマホの選択肢が、はっきり絞り込めました。
スマホが高くて、どれを買うか迷う人はたくさんいると思います。そんなときは、"なんとなくいい"と思っているものを一度疑って買ってみると、スマホ選びが楽になるはずです。僕の場合、その"なんとなく"の正体は、画面の大きさでした。
どのモデルを選ぶか迷っている人は、前回の「どれを買う?」の記事もどうぞ。比較映像の実物は動画のほうで公開してます。
それではまた。
※本記事の検証は個人の使用環境によるものです。仕様・価格は執筆時点の情報です。
高すぎるPro Maxと戦った、洗脳の記録はこちら。
前編「どれを買う?」を読む